前立腺全摘後尿漏れに悩む
2年前に前立腺がんで前立腺の全摘出手術を受けて以来、尿漏れに悩まされていまるかたから、コラーゲン注入療法の効果はどれほどあるのでしょうかという質問が読売新聞に掲載されていました。
コラーゲン注入療法とは、コラーゲンを尿道を囲む粘膜の下に注入し、尿道を狭くして尿漏れを防ごうとする治療です。比較的簡単に行うことができ、合併症もほとんどありませんが、前立腺の手術の後では粘膜が硬くなっており、十分に膨らませることができません。仮に膨らんでも、膨らみはすぐに元に戻り、効果は一時的です。他の治療法としては、骨盤の筋肉の訓練、薬の服用、電気刺激による治療などがあります。
これらで良くならない時は、尿道を恥骨に押しつけて固定する手術や、人工括約筋を埋め込む手術という手段もあります。ただし、この二つの手術には保険がきかず、かなりの費用がかかりますし、行う施設も限られています。
どの治療法も、効果が期待に反することもあります。治療を受ける際には、専門医とよく相談することをお勧めします。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/soudan/20070128ik05.htm
前立腺がんの手術で前立腺を全摘すると、前立腺と接している尿道を締めて尿が漏れなくする筋肉の尿道括約筋の一部も削られます。そのため、前立腺がん手術の後はしばらく尿が漏れます。尿漏れは、1年くらいかけて良くなり、ほとんどの人は漏れないか、ほんのわずかですむようになりますが、続いてしまう人もいます。2年もたっているとすると、今より自然に良くなることは難しいそうです。尿漏れには色々なタイプがありますが、前立腺の手術後の尿漏れは、もっとも治療が難しいもののようです。
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